2017年7月2日日曜日

周星馳「逃學威龍」の黃一山が黒社会のボス役を得る

こちらによりますと「逃學威龍」で黃小龜を演じた黃一山が最近、北京で撮る新作映画で初めて黒社会のボスを演じる役を得たそうです。これに伴い、周星馳との共演について記者に聞かれた彼は國語で「先に星爺に聞くべきだよ。私と共演する機会があるかどうかってね。星爺は私たちと会うまでに至らない人物だよ。」と答えていました。個人的には昔のように共演して欲しいのですが、彼は「私の気持ちとしては、すごく成功した人物にはなりたくないんだ。ただ、小さな男になりたいと願っている。それは、ある時は仕事をし、ある時は家族と共にいたいからさ。」とも答えており、先天性大脳白質形成不全症を患っている長男と一緒にいてあげたいと言う気持ちの強さも感じさせられます。

「逃學威龍」と言えば、周星星(周星馳)と黃小龜の関係は「まいっちんぐマチコ先生」(香港題:真知子老師)から来ていると言う説を聞いた事があります。思えば、黃小龜は名前からして亀山タマ夫から来ているようですし、池上ケン太を親分と慕う辺りも似ています。…となると自動的にMiss 何(張敏)が麻衣マチコなのでしょうか。なお、映画で高校へ潜入捜査すると言う元ネタはジョニー・デップのドラマ「21ジャンプストリート」(香港題:龍虎少年隊)から来ています。