2015年12月30日水曜日

韓国版「ハッピー・ブラザー」香港初上映

閩南語によるカラオケのシーンが銃撃戦のシーンに差し替えられた「家有囍事」の韓国版が旧正月に香港で上映される事になり、予告編が公開されています。韓国版の音声は國語ですが、今回、香港での上映のため、吳君如たちが粵語で自分を自分で吹き替えしています。ただし、周星馳は参加しておらず、私が聞く限りでは、どうやら声が似ている溫超が吹き替えをしているように思います。しかし、予告編は画質が良いですね。上映後はDVD化される事に期待します。

2015年12月20日日曜日

「龍鳳茶樓」周星馳は莫少聰の兄弟分のヤクザ役

今更ですが「龍鳳茶樓」の紹介を作りました。今や入手困難になってしまった物の一つに本作の台湾版「浪蕩江湖情」のビデオがあります。多分、香港版から削除されたシーンはないと思いますが、見かけた時に買っておけば良かったと後悔しています。

2015年12月12日土曜日

周星馳最新作「美人魚」予告編

周星馳の最新作「美人魚」の予告編が公開されています。警察の絵のくだり、予想を裏切る女装人魚に周星馳テイストを強く感じます。旧正月が楽しみですね。以下に内容を翻訳しました。

翻訳

(警察の取り調べを受ける男性)

男性:さっき俺は「美しい人魚」に拉致された。

(一方、別の場所で女性が浴室の扉を開ける)

(画面に「周星馳監督作品」と表示される)

(浴槽に注目する人たち)

男性:人魚は誰なんだろう?その人じゃない。半分が人間で半分が魚の「美しい人魚」なんだ。

(警察への説明を続ける男性)

(浴槽に注目が集まる)

(警察が描いた絵を見せる)

男性:(人間と魚の部分は)左と右じゃなくて、上と下なんだ。

(新しい絵を描く警察)

男性:彼女は上が人間で下が魚なんだ。

(絵を逆さまにする警察)

男性:頭は?

(新しい絵を描く警察)

男性:「美しい人魚」なんだって!

(タイトル「美しい人魚」が登場)

男性:(人魚の)映画は見た事がある?長い髪にスタイルが良い、そんな半分が人間で半分が魚の「美しい人魚」なんだ。わかる?

(浴槽から人魚が…と思いきや男性が登場)

(画面に「世界各地を引っ掻き回し、波乱を起こす」と表示される)

(人魚の尾びれが映し出され、水しぶきが起こる)

(画面に「旧正月の元日(公開) 人魚に敵なし」と表示される)

空虛公子・羅志祥による「賭俠」パフォーマンス

こちらで「西遊」で空虛公子を演じた羅志祥が「賭俠」のビデオレターの映像の声(石班瑜)に合わせたパフォーマンスをしています。

カメラがパンすると周星馳本人が隣にいて驚きますが、当の周星馳も驚いているのか、何をやっているのかわからない様子が可愛らしいです。Facebookのコメント欄には微動だにしない様子に「蝋人形かと思った。」などの意見がありました。

なお、台湾版「賭俠」は香港版より収録時間が長く、例えば三叔(吳孟達)とインスタントラーメンを食べる星仔(周星馳)の説明や殺される前の上山(鹿村泰祥)が割れたレーザーディスクを武器に戦うシーンなど削除されたシーンが残っています。

2015年12月8日火曜日

「江湖最後一個大佬」周星馳が泣くまで罵られる

台湾の俳優・柯俊雄が12月6日に亡くなりました。享年70だそうです。こちらによりますと、とても厳しい人で「江湖最後一個大佬」の撮影現場では共演した周星馳の取り組み態度に激しく怒ったようです。

以下に該当部分の翻訳を行いました。ちなみに「三字經」とは台湾の俗語で「幹你娘」を意味するようです。そう言えば、谷垣健治監督も香港で映画に出た際、どのみち声が吹き替えされるため、数字を数えたと著書に書かれていました。

翻訳

柯俊雄は13年前に「中央通訊社」のインタビューを受け、1990年に周星馳と映画「江湖最後一個大佬」を一緒に撮った時の話をした。当時、現場では同時録音をしていなかったため、本格的な撮影の時、周星馳は台詞を暗記しないで演技をした。台詞は12文字だったため、事もあろうに周星馳は直接、(大先輩の)柯俊雄に「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12。」と言ったのだ。

怒りを爆発させた柯俊雄は周星馳を許さず、指をさしながら面と向かって「テメェの母親を犯すぞ。」(三字經)と疾風の如く罵った。当時、周星馳は、さらに泣くまで彼に罵られたのであった。

周星馳最新作「美人魚」ポスター

「美人魚」のポスターが発表されました。周星馳の3文字が大きく、期待の作品と言う感じです。香港と台湾での公開は2016年の旧正月と言われています。