2017年3月14日火曜日

周星馳「美人魚」の日本語字幕は人に伝わりやすい

1月から日本で公開している「人魚姫」(原題:美人魚)ですが、先月12日に新宿で見る事ができました。多くの方々がおっしゃるように、伊藤武司氏による日本語字幕が素晴らしく、感心させられました。香港映画は発音や単語の意味を勘違いするギャグが多いのですが、字幕制限がある中で、このように上手い表現を使っていると非常に人に伝わりやすいと思います。また「人魚姫」のギャグは日本語吹替版の場合、翻訳が難しそうですが、どうなるのか気になる所です。

このたび、Amazonで販売中の「『人魚姫』公開記念/チャウ・シンチー コレクション」が再度、割り引かれたので購入しました。これまで様々な地域のバージョン違いを求めて来たため、見た事のある作品や持っている作品を再度、購入するのを愚行と考えては負けだと自分に言い聞かせています。ところで、今の香港映画のブルーレイでエクストリーム・エディションと呼ばれる物は特典映像が素晴らしく、貴重な日本劇場公開版を収録するだけでなく、バージョン違いの香港版や台湾版も収録しているようですね。廃盤となった香港版やテレビ放送時の日本語音声を個人の所有者の提供を受けて作られたソフトもあると聞きます。私がコレクションする周星馳映画のバージョン違いが世間で需要があるのであれば、製作会社へ何かしらのお力になりたい所ですが、高画質が騒がれる昨今、解像度が低いVCDを見たい人はいるのでしょうか…?

昨日(3月13日)から台湾のCTV(中国電視公司)で実写連続ドラマ版「ちびまる子ちゃん」(原題:真人版電視劇 櫻桃小丸子)の放送が始まったようですが、予告を見ていたら、「美人魚」の松岡李那氏が主人公の同級生・野口笑子役で出演している事に気付きました。…あまりに暗すぎて、同姓同名の人かと思いましたが、本人のようです。全30話もある、この「櫻桃小丸子」は日本に逆輸入される可能性も高いため、松岡氏に関連して周星馳の名前が多くのメディアに登場する事に期待します。