2017年3月9日木曜日

周星馳の「黑白殭屍」は大人が見ても面白い

こちらは「黑白殭屍」に関する2015年1月31日の記事ですが、今後の資料として翻訳したため、以下に掲載します。

見出し:龍炳基「星仔と一緒に僕らは出世した。」

画像1:龍炳基は芸能界を引退した後、調理師になった。かつては料理番組を製作し、自ら出演していた。

画像2:周星馳は当時、龍炳基と「黑白殭屍」に出演していた期間、常に子役をいじめていると指摘されていた。

52歳の龍炳基はアメリカに移民し、調理師に転職して20数年だ。1980年代に撮られた「430穿梭機」の中のドラマ「黑白殭屍」で周星馳は悪巧みをする演出をしていたため、龍炳基の名前は今日に至るまで依然として、あまり取り上げられる事はなかった。星爺は当時、子供番組で常にアドリブで台詞を言い、子供をいじめていた。中でも「黑白殭屍」の中の太っちょくん(=發仔こと林應發)は常にいじめられていたのだ。アメリカに身を置く「白殭屍」こと龍炳基は電話で笑いながら言った。「星仔は彼をいじめていたんじゃないよ。彼を叩きたかったのさ!あの太っちょくんは当時、とても人気があり、僕らに与えられる時間などはなかったんだ。加えて子供が仕事をできる時間には限りがあったからね。すべて彼によって影響を受けるのさ。僕らは、すごく頭が痒かった(=精神的なストレスを抱えていた)よ。彼の仕事が終わるまで待たなくてはいけないので、本当に煩わしいと思ったけど、星仔と一緒に僕らは出世したと言えるだろうね。」

星爺の無厘頭文化の出どころは実は「黑白殭屍」からだと言う指摘がある。龍炳基は笑いながら言った。「製作が役柄を生活化をし、自分を演じる事を僕らにさせたんだ。ある時は脚本を見て、僕らの性格に合わなければ、脚本の時点で少し改編しちゃったんだ。『黑白殭屍』は実は子供に見せる物じゃないね。大人に見せる物だよ。子供番組をやっていて、紅館(香港コロシアム)に行くまで(有名人)になったんだよ。すごいと思わないかい?」